子どもを授かることの難しさが理解されにくいことについての考察と人の価値基準のものさしのこと。
こんにちは。
むぴぴいです^ ^
最近思うこと。
きょうやまもとりえさんが書いてたマンガ見て、なんとなーく納得。
うちは相変わらず子どもがいません。
夫婦2人の生活。
毎日たのしく幸せです。
それでも心を乱されることがあります。
うちには、子どもがいないということで。
結婚して3年ほどになります。まだまだ、若い私たち夫婦。一般的には子供を授かってもおかしくないようです。
うん。授かってません。残念ながら。
私、今年念願の30歳になります。
さすがに3年も子どもがいなければ、子どもは?と聞かれることにも慣れ、早く産んだ方がいいよ!と言われることにも慣れた。
何なら笑顔でごまかすだけでなく、欲しいんですけどねぇ…ふふふ。と言葉を濁して逃げることも覚えました笑。
それでも、それでも、まだ嫌な気持ちになることがあります。
なんで子ども作らないの?
子ども早く産まないと!30までに産んだほうがいいよ!
子どもなんて簡単にできるじゃん。
子育てしたから自分は大人になれた。
子どもいないと分からないよね。
…などなど。
これ実際に言われたことです。
字面にすると凄いですね笑。
私は、子どもがいること、子どもが生まれること、そういうことは別になんとも思わないのです。
(なんとも思わないというと語弊があるかな)つまりは、おめでたいことと思いますし、よかったね^ ^と思います。
子どもがいて、楽しくて何よりだし
子育てが大変なことも、お疲れ様だし
夫婦2人じゃない家庭の事情もいろいろあるんだなぁ
子どもって可愛いんだなぁ
など
ただただそういう感想を持つだけです。
なので、普通に子どもの話を聞くのは楽しいし、そもそも子ども好きだし、なんなら学生時代に発達心理学を専攻してたくらいだから子どもって面白いなぁと思うくらい。
でもね、たまーにいるのです。
上記の発言を何の気なしにする人。まあ、意図があるわけじゃないだろうから、私が気にしすぎというか、察してちゃんなのかもしれないけど。でも続けます。
なんだかんだで、こういう人は未婚の人に対しても
早く結婚しなよ?
(彼女持ちの男性に対して)彼女待ってるでしょ?
なんで結婚しないの?
(妙齢の女性に対して)貰い先がないぞー?
…と同じようにせっつく傾向にあります。(むぴぴい調べ)
それもこれも人の勝手でしょうに。
それぞれ
人には事情があって、生き方も多様化しているのです。
想像すれば分かることじゃない。
私もしてしまっているのだろうか。
そうだとしたら謝りたい。
ごめんなさい。
まあ、つまるところ、たぶんね、自分がこういう生き方をしているから、みんなそうだろう。
世間の大半がこういう生き方をしているから、あなたもそうでしょ?
人はそう信じて生きてきている。
自分の歩んだ道が王道だという認識。
もちろん私も含めてそう。
そしてとりわけ結婚や子どものことについては、
子ども時代は誰にでもあって、両親がいて、両親は結婚して自分が生まれたというバックボーンがあり(もちろんその限りではないだろうけど)、それぞれ、各々の家庭像を経験しているからこそ、当たり前のこととして、お話になるのだろう。
それは、もう仕方のないことで、そのバックボーンを変えることはできないし、しかも紛れもなくその当たり前のレールに乗って順調に生きている人には分からないこと。
評価すること自体は自由だけど、それを押し付けるのはどうかなぁー?
仕事も家庭も子育ても
はたまた地域のコミュニティのことも
宗教も政治も歴史認識も…
そういう価値観全て。
十人十色なの。
人それぞれ、色々なものさしで世の中を測るの。
だから、あなたのものさし以外のものさしもある。
私のものさし以外のものさしもある。
そのことは忘れないでいたい。
今日のやまもとりえさんが描いてるマンガを見てなおさら納得した。
私が接している人、その全ての人にも私が知らない部分あるんだろうなぁ。
そこを分からずにいることもあるんだろうなぁと。
だからこそ、いつだっていろいろな価値観を柔軟に受け入れられるような私でいたい。
長い。