mupipy's blog

元営業が専業主婦を経て派遣OLとしてぬるぬる生きています。再就職、ダイエット、日々のもやもやについて気ままに更新中。

心にもなく、がんばりますって言った。胸が締め付けられた。家に帰ってきて、ほっとしたのか泣いた。


こんにちは。
むぴぴいです。

先日、転職活動の一環でハローワークに行って職業面談を受けたときのこと。

経験豊かなおばさまのキャリアカウンセラーさん
ご本人は子育てしながら、ずっとフルタイムでバリバリやっていた模様。

さすがですね、すばらしい。

私のモヤモヤを解決しようと一生懸命アドバイスをくれたのだけど
私自身がそれを受け止める状態になくて
早く話を切り上げたくて、

『本当に、親身になって相談に乗ってくださいまして、ありがとうございました。自分の中で整理しなければならないことが、よく分かりました。ありがとうございました。がんばります。』

って言って、心なしか笑顔を作って丁寧にお辞儀をして帰った。

そもそも
そーんなに深刻に悩んでることもなかったので、気軽な気持ちで面談してもらうつもりでした。
ある職業(営業とは関係のない全くの未経験)への転職ってどうかっていうことを聞きたかったのに、
その業種はアーダコーダで大変なこともある。
業種の形態としてもアーダコーダ。
パート、契約でいいの?あなたのキャリアとしてアーダコーダ。
貴方の経験でも無理ではないけどアーダコーダ。

そもそも、中長期的なキャリアプランをアーダコーダ。

はい。
分かりました。
熱意だけでできる仕事じゃないことくらいよく分かっています。
未経験が入りにくい業界ってことも知ってます。
ツラいことも知っています。
資格について調べてもいます。
資格は一応持ってるのだけど。

ですから客観的にどうなのかちょっと聞きたかったので、その辺でOKです。帰りたい。

と思ってしまった。言わなかったけど。

要するに今の私じゃあ厳しいということね。

それでも、やりたいと言っていると思われたのか、貴方のキャリアプランよ!
私の歳くらいになったときにどうなりたいか考えてみたら?

あーはい。

そこで切り上げれば良かった。

でも、キャリアを聞いて欲しいのかなぁ?
なんて。
浅はかな(笑)優しさが
職業病として染みついている営業マインドが首を出してきて

どのようなキャリアを積まれたのか聞いてしまったが最後。

おばさまの経験を聞くことになってしまった。興味ないのに。

それでも元営業。
相手に気持ちよく話をさせるのが仕事。
適度な相槌を打っていたら長くなってしまった。
とにもかくにもフルタイムで働けるなら働くのがいいのでは?という感じがプンプンしてきた。
私が検討していたのが、フルタイムじゃなかったからかな。
フルタイムにはこだわっていないのに。

何故
何故ここでサービスしているんだー…。
自己嫌悪。

それでなんかもう疲れてきて、ほど良きタイミングで
上記のセリフを述べてやっとの思いで帰路についた。

帰り道はモヤモヤがどんどん膨らんで
久しぶりに無茶食いしたくなって
ハンバーガーを食べて
いかんいかんと思い直し
晩御飯の買い物をなんとか済ませて
アパートに戻る最中も
モヤモヤが膨らんで
泣きたい気持ちを抑えて
なんとか帰ってきた。

ただいまーって
誰もいないけど言った。
言ったそばから涙が止まらなかった。

あーあ。

心にもないがんばりますに
こんなにも苦しめられているんだ私。
心にもないのにまた笑ってしまった。
そんなマインドがまだ私にまとわりついている。

がんばりたくない。
かんばりたくなんかないんだ。

フルタイムで働ける
たしかに今の私はそういう状況。
子どももいないし、まだ若い。

でも
誰かが決めた尺度についていけない。
落ちこぼれていることくらい分かっている。

それでもどこかで
落ちこぼれているのを悟られたくなくて
心にもなくがんばります
調べてみますって言ってしまった。

泣いて泣いて

やっと思い出した。
フルタイムで働くことが大事じゃない。
みんなが歩んでる道が向いていない人だっていていいんだ。
キャリア以外に大事なこともあるんだよ。今の私には。

キラキラの人生
フルタイムで働いて
子育てもしっかりして
身綺麗にして
家事も完璧
いつもゆとりがあって
休日の家族サービスも欠かさない
交友関係も華やかで
自分で決めたことだって
いつも前向き一生懸命。

そんな毎日は送れない。
雑誌の中みたいにはうまくいかない。
書いてみただけで切羽詰まる。
すごく無理している感じ。

そんなキラキラとは程遠いけど
今、十分幸せだし
そんなゆるゆる毎日が向いていると思える。

ゆるゆるで幸せな落ちこぼれの生活に
少しばかりゆとりをくれるくらいの仕事でいいんだ。

基準は生活に置きたいんだ。

フルタイムで働けるのにっ!
って押し付けられたくないんだ。

がんばらなくていい。
自分の出来る範囲のことをしたい。
出来る範囲のことを丁寧にきちんとしたい。

それに気づけたから
今回大人気なくも泣いたことは良かったことにしよう。

外で泣かなくて本当に良かった笑。
大人だ。