せいいっぱい、せいいっぱい、笑ったでしょう

こんにちは

むぴぴいです。

新居にて荷受して

再び地元に帰ってきています。

こちらではこちらでやることがあるので

まだまだ忙しい日々です。

でもだいぶ片付いてきて

新しい家も随分と住みやすくなってきたところ。

向こうで

片付けをしているときに

BUMPを聞いていて

透明飛行船の歌詞が急に心にグサリときた。

大丈夫じゃなくて当然の社会

片付けに夢中で

音楽は本当にBGMだったのに

急に耳に飛び込んできた歌詞。

いい歌だなぁと思って

手を止めて

じっくりと聞いた。

そして久しぶりに号泣した。

ずっと平気なふりに頼って

嘘か本音か分からなくて

本当にそのとおり。

働いていたあの頃。

もう1ヶ月も経つんだ…。

そう思ったら不思議で

働いていたころが夢のようで。

でもこの曲を聴いて

なんとなくあの辛かった毎日が懐かしく思えた。

平気なふりは人生で割と重要なスキルだと思う

大丈夫って言い聞かせていたあの頃。

一生懸命笑っていたっけ。

おかげさまで平気なふりのスキルは相当磨かれて

おかげさまで建前も本音も分からなくなって

心の居場所がなくなっていた。

今はどうだろう？

きちんと居場所があるかなぁ？

前よりも私らしく生きられているかなぁ？

精一杯精一杯笑ったでしょう

笑ってきたから

今も笑っていられる

笑ってきたころの笑顔とは違う顔で笑えるようになった。

本当によかった。

一生懸命

まっすぐ、前向きに、明るくいてよかった。

そんな私をみんな見ていてくれた。

私の平気なふりもきっとばれていたんだろう。

今日。

久しぶりに前の会社の人に会って

しばらく社会から遠ざかっていた私は

愛想笑いを忘れていてビックリした。

作り笑いがヘタクソすぎて

あんなに上手だったヨイショがうまくできなくて

でも、それがちょうど良かった。

笑いたくなかったら

無理にへらへらしなくていいんだ。

またひとつ自然体の自分に戻っているんだ。

社会から遠ざかって

いろいろ失ってしまっているような気がしているけれど

逆に取り戻しているものもあるということだろう。

どうにかやってこられたけど

避けようがない石に躓いて

いつもみたいに起き上がれないそんな日が遂に来た

そんな日はもう懲り懲りだから。

あの時どうした

ほら思い出してよ